初見演奏課題

初見演奏ができるようになるための練習課題

初見演奏ができるようになるための練習課題

バッハで初見演奏能力を磨く

初見演奏能力が高いことは、ピアノの練習をスムーズに進めることにつながり、ピアノ上達の強い味方となります。

「譜読みが苦手」という方ほど、初見演奏能力を鍛えることに注力してみましょう。

初見演奏能力を磨くには、初見演奏のトレーニングを日々欠かすことなく行う期間を作ることが大切です。

しかし、味気ない練習課題はをやるのはつまらないので、音楽的に美しいもので練習したいですよね。

そこで、ピアノスペースでは、音楽の父J.S.Bachのコラールを、4声体のスコアから、ピアノ練習用大譜表に書きかえてお届けします。

日々の練習の中、バッハ先生の素晴らしい音楽に触れながら、初見演奏能力を磨いてください!



コラール楽譜一覧(PDFファイル&お手本演奏動画)

・Ach bleib bei uns, Herr Jesu Christ BWV 253

pr「まだ脱力なんて言ってるの?」新しいピアノ奏法の提案

Ach Gott, erhör mein Seufzen BWV 254

prなぜテクニックは必要なのか?

Ach Gott und Herr BWV 255

prリズムについて

Ach Gott und Herr BWV 48

 

pr暗譜について(確実な暗譜をするためにやっていること)



 

ピアニストが教える初見演奏の練習方法

初見演奏が出来るようになると、譜読みのための練習時間はなくなりますし、曲を仕上げるスピードは早くなり、色々な曲を勉強出来るようになるので、ピアノの腕もどんどん上がります。

その他、伴奏のお仕事で活躍したり、ピアノの先生は、レッスンの準備時間を短縮出来たりと、様々なメリットがあります。

一見、初見演奏の練習は遠回りに見えますが、しっかりと練習を取り入れることで、後々非常に有利になります。

高校の音楽科や音楽大学を受験する際、初見演奏を課されることはほとんどありません。

そのため、音大生やピアノの先生でも、初見演奏は苦手という方は非常に多いです。

ただし、初見演奏が苦手だからと良い演奏が出来ないわけではなく、譜読みに十分な時間をかけ、さらに練習を十分に積めば、素敵な演奏は可能です。

しかし、初見演奏が得意な人から見ると、曲を仕上げるのに、初見演奏が得意な人には必要のない時間をかけているのはもったいなく見えてしまいます。何故なら、初見演奏が得意な人は、弾けるところは練習する必要が全くないからです。

もちろん、表現を深めるために、弾けるところも弾いたりはしますが、それは初見演奏が苦手な人の仕上げの練習をいきなり出来るのと同じことですので、かなりのショートカットとなっています。

また、初見演奏が苦手な人は、譜読みに抵抗を感じてしまい、練習する曲数も少ない傾向があります。

なので、練習内容も限られてしまいがちですので、色々なスキルをバランスよく習得するのが難しくなります。

このような方が、初見演奏能力を向上させると、急激に上達していけるのを、まずは覚えておいてください。



初見演奏は外国語の文章を読むのと似ています。

英単語が苦手で、逐一辞書をひいて確かめていかなければならない人と、ボキャブラリー豊富な人が同じ時間、英語の勉強をしたら、どちらの方が成果を多く出せるか、想像してみてください。

学習の成果は、学習を進めるスピードに大きく影響を受けます。

初見演奏ができるということも、学習を進めるスピードにダイレクトに関わりますので、是非、初見演奏能力を高めていく努力をしてください。

前置きはこの辺にして、いよいよ初見演奏の具体的な練習方法を見ていきます。

初見演奏の課題で絶対に外していけないのは、全ての調の音階・アルペジオ・カデンツです。

これらが完璧に習得されていると、初見演奏能力の向上は格段に早くなります。

そして、次に外せないのが、ソルフェージュ能力です。聴音と視唱が得意な人ほど、ピアノでの初見演奏が上手い傾向がありますので、ソルフェージュの勉強を毎日の練習に少しでも取り入れることをしてくださり。

ここまでやる人は、ピアノに向かって初見演奏の練習をする時に短時間で大きな成果を得られるでしょう。



さて、いよいよピアノに向かって初見演奏の練習の開始です。

ピアノに向かっての練習は、大きく2種類に分けられます。

一つは、四声体の和声課題か、コラールなどを使っておこなうもの

もう一つは、実際の楽曲を用いておこなうものです。

四声体和声を弾くことは、鍵盤の上での基本的なポジションを把握する感覚を鍛えるのと、先の音を予測する力を養うのに効果的です。

初見演奏の練習と共に、基本的な和声の理論も学んでいくことを強くオススメします。

四声で弾くのが難しい内は、初めはソプラノとバスのニ声で練習を重ね、慣れてきたらソプラノとバスにアルトかテノールを加えた三声で練習し、徐々に四声へ近づけていきましょう。

そして、実際の楽曲での初見演奏の練習は、

なるべく優しい曲から始めて、数多くこなすことにこだわってください。

練習の際は、曲をいきなり弾かないで、まずは楽譜をしっかりと読みます。

・調性、拍子、リピートやダカーポなどの繰り返しを確認し、

・音符が混みいっていたり、リズムや対位法や転調などの特徴を抑え、

・難しそうなところを良く確認し、

・頭の中で曲をしっかりと演奏のイメージを作りましょう

それができたら、絶対に間違わないであろうテンポでゆっくり弾いてみて、

・間違えてしまったところ、危なかったところの原因をチェックし、確認程度の個別練習を短時間で行ったり、

・曲想をイメージしながら、それぞれの要素を声を出して歌ってみましょう。

それから、先程以下のテンポで再び挑戦してみましょう。

上手く行ったらテンポを少しずつ上げていき、完成のテンポまでいったら、すぐに新しい曲に取り掛かりましょう。

どうしても上手く弾けないところは、楽譜をコピーして、一冊のファイルにまとめて、日々の練習課題とすると一石二鳥です!

以上の練習を絶やすことなく続ける期間を設けてください。初見演奏能力は一気に習得するもので、三日坊主を何度繰り返しても習得できないものです。今日から1年、初見演奏の練習に取り組めば、その1年分の練習時間なんてあっという間に取り戻せる力を手に入れられます。

頑張ってください!

ピアノスペースYouTubeチャンネルでも、初見演奏の課題を順次アップしております。

バッハの400曲近いコラールを扱いますので、是非練習に取り入れてみてください。



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