「ハノン」の教科書
効率よく楽しくピアノが上手くなる、ハノンの活用方法を解説!
♪この記事はこんな人にオススメです♪
- 指が思うように動かない人
- ハノンが嫌いな人
- 綺麗な音を出したい人
- 独学で頑張っている人
- ピアノテクニック全般を見直したい人
- レッスンで生徒にハノンを教えている先生
【練習にオススメの楽譜】
音楽之友社:標準版ピアノ楽譜 “Le Pianiste Virtuose ハノン・ピアノ教本”解説付New Edition
ピアニスト直伝!ハノンの練習方法
ハノン第9番の解説
おすすめ度 ★★★☆☆
難易度レベル ★☆☆☆☆
ハノン効果 全ての指の独立
第9番の練習曲は、第5番の練習曲の反行形の音型です。
第9番の音型も第5番の音型と同様に、「実際の曲の中で頻繁に出てくるパッセージ」ですので、しっかりと練習しましょう。
常に次の音の準備をしっかり行うことがポイントです。
一本一本の指が独立して、鍵盤を「つかむ」ことが大切です。
次の音の準備のためにも、必要以上に鍵盤の底を押し付けることなく、手を柔軟に保ちましょう。
4の指・5の指それぞれ「つかむ」動作を意識し、独立した指の動きを意識してください。
3・4・5・の指を立て続けに弾くのは難しいですが、ゆっくりした動作で練習し、動きの感覚とコツをつかみましょう。
手のバランスは「肩甲骨と鎖骨から」コントロールします。
ハノン第9番の練習方法

模範演奏
第9番を練習する際も、ハノン先生が記した様々なパターンのリズム練習やアーティキュレーションのサンプルが記してある「第1部の練習法」を活用しましょう。
3〜6、8〜10、13、14、22番のリズム練習パターンが有効です。
また、16・17番の練習パターンも試してみましょう。
例によって、常に片手だけで練習することを守りましょう。
細かいパッセージを弾くときは指先に意識を集中して、無駄のない動きを探していくことが大切です。
また、過度な回数繰り返さないように、毎日少しずつ練習しましょう。
身体の微妙な感覚までセンサーを研ぎ澄まし、無理のない練習を心がけてください。
このレッスンのまとめ
- 次の音の準備をしっかり行う
- 指は必要以上に鍵盤の底に押し付けない
- 「手」は「肩甲骨と鎖骨」からはじまっている
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