「ハノン」の教科書
効率よく楽しくピアノが上手くなる、ハノンの活用方法を解説!
♪この記事はこんな人にオススメです♪
- 指が思うように動かない人
- ハノンが嫌いな人
- 綺麗な音を出したい人
- 独学で頑張っている人
- ピアノテクニック全般を見直したい人
- レッスンで生徒にハノンを教えている先生
【練習にオススメの楽譜】
音楽之友社:標準版ピアノ楽譜 “Le Pianiste Virtuose ハノン・ピアノ教本”解説付New Edition
ハノン第6番の解説
おすすめ度 ★★☆☆☆
難易度レベル ★☆☆☆☆
ハノン効果 5の指の独立
第6番の練習曲は5の指を鍛える練習です。
5の指のための練習なので、手の回転に頼らず(肘から回転させない)、指をしっかり動かして弾くように気をつけましょう。
1の指は「親指のつけね」から自発的に動かし、手の回転にまかせ鍵盤にぶつける事のないように。
5-4-5の運指は、4の指・5の指それぞれ「つかむ」動作を意識し、独立した指の動きを意識してください。
5の指は他の指に比べると大変弱い指ですので、どうしても手首や腕から押さえつけがちとなってしまいます。
手や腕の重さで鍵盤を下ろすのではなく、指自体の「つかむ」動きで鍵盤をコントロールすることが大切です。
ハノン第6番の練習方法

模範演奏
第6番を練習する際も、ハノン先生が記した様々なパターンのリズム練習やアーティキュレーションのサンプルが記してある「第1部の練習法」を活用しましょう。
3〜6、8〜10、13、14番のリズム練習パターンが有効です。
また、5の指だけアクセントで弾く練習をしてください。

例によって、常に片手だけで練習することを守りましょう。
5の指の感覚に意識を集中して、無駄のない動きを探していくことが大切です。
また、過度な回数繰り返さないように、毎日少しずつ練習しましょう。
身体の微妙な感覚までセンサーを研ぎ澄まし、無理のない練習を心がけてください。
このレッスンのまとめ
- 5の指は誰もが弱い指なので、正しい動きを意識して練習する
- 5の指だけアクセントをつけて練習する
- 手の回転(肘からの回転)に頼らず、5の指を自発的に動かす
ピアニスト直伝!ハノンの練習方法
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