「ハノン」の教科書
効率よく楽しくピアノが上手くなる、ハノンの活用方法を解説!
♪この記事はこんな人にオススメです♪
- 指が思うように動かない人
- ハノンが嫌いな人
- 綺麗な音を出したい人
- 独学で頑張っている人
- ピアノテクニック全般を見直したい人
- レッスンで生徒にハノンを教えている先生
【練習にオススメの楽譜】
音楽之友社:標準版ピアノ楽譜 “Le Pianiste Virtuose ハノン・ピアノ教本”解説付New Edition
ピアニスト直伝!ハノンの練習方法
ハノン第31番の解説
おすすめ度 ★★☆☆☆
難易度レベル ★★☆☆☆
ハノン効果 全ての指の独立
第31番では、1-5の指の間を広げ、幅広い音形を弾く練習をしていきます。
トレモロの予備練習とも見えるこの曲は、肘の軌道がバランスの中心を担います。
各音程を弾く指と指の中間地点に、肘のバランスを持っていくと良いです。
肩甲骨・鎖骨から手のバランスを保ち、前腕の力を抜き、手首を柔らかく維持し、ゆっくりした動作で練習し、動きの感覚とコツをつかみましょう。
指は虫様筋を意識して、鍵盤の底を押し付けないように「つかむ」タッチを心がけましょう。
ハノン第31番の練習方法
模範演奏
第31番を練習する際も、ハノン先生が記した様々なパターンのリズム練習やアーティキュレーションのサンプルが記してある「第1部の練習法」を活用しましょう。
2、3〜11、13、14番の練習パターンが有効です。
次の音の準備をしっかり意識して、指と体のバランスのかまえを早めに行いましょう。
1の指は指の付け根から自発的に動かすこと忘れず、全ての指が肘からの回転運動に頼ることなく、鍵盤を「つかむ」動作を意識しましょう。
手を腕から鍵盤へ押し付けないように気をつけましょう。
また、過度な回数繰り返さないように、毎日少しずつ練習しましょう。
身体の微妙な感覚までセンサーを研ぎ澄まし、無理のない練習を心がけてください。
このレッスンのまとめ
- 肘の位置・軌道をしっかり見極める
- 指は肘からの回転運動に頼り切ることなく常に「つかむ」動作で
- 指先と肘のつながりをしっかりと意識する
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