「ハノン」の教科書
効率よく楽しくピアノが上手くなる、ハノンの活用方法を解説!
♪この記事はこんな人にオススメです♪
- 指が思うように動かない人
- ハノンが嫌いな人
- 綺麗な音を出したい人
- 独学で頑張っている人
- ピアノテクニック全般を見直したい人
- レッスンで生徒にハノンを教えている先生
【練習にオススメの楽譜】
音楽之友社:標準版ピアノ楽譜 “Le Pianiste Virtuose ハノン・ピアノ教本”解説付New Edition
ピアニスト直伝!ハノンの練習方法
ハノン第2番の演奏動画
ハノン第2番の解説
おすすめ度 ★★★☆☆
難易度レベル ★☆☆☆☆
ハノン効果 3・4の指の独立
第2番の練習曲は第1番に比べ、練習する音型が少し難しくなっております。
特に、5指を弾いた後の5-4-3-4-3-2は力みやすいので、5指を弾くときには4-3と弾く準備を完了していることがコツです。
また、1-2-5を弾くとき、腕を無駄に体の外側に動かさないように気をつけましょう。
ハノン第2番の練習方法

模範演奏
第2番を練習する際も、ハノン先生が記した様々なパターンのリズム練習やアーティキュレーションのサンプルが記してある「第1部の練習法」を活用しましょう。
3〜11番のリズム練習パターンに加え、2番や18番のアクセントをつける練習を取り入れてみてください。
繰り返しますが、常に片手だけで練習することを守りましょう。
一つ一つの動きと感覚に集中して、無駄のないスムーズな動きを探していくことが大切です。
また、過度な回数繰り返さないように。
筋肉をある程度動かし疲労してくると「乳酸」という物資が体内から出されます。
「乳酸」は筋肉を硬直させ、身体に疲労を警告します。
強い負荷をかけた上で、筋肉の警告を無視すると、筋肉を痛めたり、他の筋肉を無理に使ったりして変な癖がついてしまいます。
柔軟な筋肉を育てるためにも、身体の微妙な感覚までセンサーを研ぎ澄まし、無理のない練習を心がけてください。
このレッスンのまとめ
- 「第1部の練習法」を活用する
- 片手のみで練習する
- 身体の微妙な感覚までセンサーを研ぎ澄まし、無理のない練習を心がける
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