「ハノン」の教科書
効率よく楽しくピアノが上手くなる、ハノンの活用方法を解説!
♪この記事はこんな人にオススメです♪
- 指が思うように動かない人
- ハノンが嫌いな人
- 綺麗な音を出したい人
- 独学で頑張っている人
- ピアノテクニック全般を見直したい人
- レッスンで生徒にハノンを教えている先生
【練習にオススメの楽譜】
音楽之友社:標準版ピアノ楽譜 “Le Pianiste Virtuose ハノン・ピアノ教本”解説付New Edition
ハノン第16番の解説
おすすめ度 ★★★☆☆
難易度レベル ★★☆☆☆
ハノン効果 全ての指の独立
第16番の練習曲は、3・4・5の指の訓練です。
上りと下りの音型は若干異なっているのと複雑な音型ですので、注意深く練習しておきましょう。
特に上りの右手は3-5を開いた後、5-4-3-4と弾きにくい音型が続きますので、右手は上りをメインに練習しましょう。
左手は上りも下りも3・4・5の指をいじめる良い練習となっております。
一つ一つの指を自発的によくつかみ、次の音を弾く準備もしっかりと行いましょう。
指を鍵盤の底へ押し付けてはいけません。
鍵盤に触れていない指が力まないように注意しましょう。
腕は肩甲骨・鎖骨からバランスをとり、手首は柔軟に保ちましょう。
3・4・5の指それぞれ「つかむ」動作を意識し、独立した指の動きを意識してください。
ゆっくりした動作で練習し、動きの感覚とコツをつかみましょう。
ハノン第16番の練習方法

模範演奏
第16番を練習する際も、ハノン先生が記した様々なパターンのリズム練習やアーティキュレーションのサンプルが記してある「第1部の練習法」を活用しましょう。
2、3〜11、13、14番の練習パターンが有効です。
常に片手だけで練習することを守りましょう。
3・4・5の指は指の付け根から自発的に動かし、腕から押し付けないように気をつけましょう。
また、過度な回数繰り返さないように、毎日少しずつ練習しましょう。
身体の微妙な感覚までセンサーを研ぎ澄まし、無理のない練習を心がけてください。
このレッスンのまとめ
- 複雑な音型なので、片手ずつしっかり練習
- 右手は上りの練習をメインに
- 指は肩甲骨・鎖骨から腕のバランスをとって、指を鍵盤の底へ押し付けない
ピアニスト直伝!ハノンの練習方法
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