「ブルグミュラー」の教科書

【優しく美しく】「ブルグミュラー」の教科書|動画付きピアノレッスン

「ブルグミュラー25の練習曲」の教科書

【優しく美しく】「ブルグミュラー」の教科書|動画付きピアノレッスン

<レッスンの構成>

・この曲を学んで得られる効果

・演奏動画

・曲についての解説と演奏の手引き

・この曲で習得したい課題と練習法

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この曲を学んで得られる効果

①装飾音の理解

②拍子感の理解

③ポルタート奏法の習得

「優しく美しく」を弾く上で必要なのは

1:美しい装飾音の演奏

2:正しい拍子感

3:ポルタート奏法

の3つの要素です。

音楽作品には数々の装飾音が登場しますが、中でもこの曲に出てくる「ターン」は最も美しいものです。

「ターン」とはその名の通り、中心となる音の上下を回る様な音の連なりであり、中心となる音の意味をより豊かに表現する技法です。

「優しく美しく」の冒頭のメロディーの本来の形は「ドーファーラ」というものです。

しかし、「ドーファーラ」だけではあまりにも単純であり、優美さが足りません。

そこへ、「ターン」を加えると見違えるほど優美な調べとなります。

音楽とは本当に不思議なものですね。

装飾音は通常、ある程度素速く弾かれますが、単に速く弾くだけではいけません。

軽快な動きの中にも、いつも繊細なニュアンスがある様に、最新の注意力を持って弾きましょう。

あたかも美しいシルバーの細いネックレスを扱うのと同じ様にです。

それでは、装飾音のニュアンスを意識しながら曲を聴いてみましょう。



演奏動画

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曲についての解説と演奏の手引き

「優しく美しく」というタイトルのついた作品。

Moderatoの世界観の中、優美な装飾音が特徴的な美しい曲です。

それぞれの装飾音の味わいを見つけながら、演奏していきましょう。

また、伴奏や中間部の和音の連続するフレーズにスラーのかかったスタッカートがあります。

これを「ポルタート」と言い、音と音の間に柔らかな空間・空白を開けるように演奏します。

おおよそもともとの音価の2/3〜3/4程度で音を鳴らすのを止めるように演奏しますが、大切なのは音を止めるときのニュアンスです。

スタッカートは割合はっきりと音を切りますが、ポルタートは余韻を残すように柔らかく音を止めます。

また、11・15小節目はどうしても3拍子を失って演奏しがちですので、ほのかな拍子感を持って演奏しましょう。

 



この曲で習得したい課題と練習法

装飾音へ美しいニュアンスをつけて弾くことが、この曲の課題です。

長く伸ばす音を弾いている間、鍵盤の底を押し付けず、自由に動き出せる態勢を作ります。

装飾音の細かい各音を弾く時、それぞれの音が一番弾きやすいポジションを、ささやかな手の移動を伴って通過しながら奏しましょう。

最初は装飾音なしで練習し、音楽の骨組みを理解します。

その後に、装飾音をつけて表現を深めていきましょう。

各小節に出てくる8分休符をしっかりと感じながら、心地よい3拍子の刻みを作っていきましょう。

ペダルの使用は最小限にとどめ、タッチで音色と表情をつけていきましょう。



 

ブルグミュラーの練習にオススメの楽譜

ブルクミュラー25の練習曲 全音ピアノライブラリー

 

 

「25の練習曲」レッスン一覧

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第1番「すなおな心」

第2番「アラベスク」

第3番「パストラル(牧歌)」

第4番「小さなつどい」

第5番「無邪気」

第6番「進歩」

第7番「清らかな小川」

第8番「優しく美しく」

第9番「狩(かり)」

第10番「やさしい花」

第11番「せきれい」

第12番「別れ」

第13番「コンソレーション(なぐさめ)」

第14番「シュタイヤー舞曲(アルプス地方の踊り)」

第15番「バラード」

第16番「ちょっとした悲しみ」

第17番「おしゃべりさん」

第18番「気がかり」

第19番「アヴェ・マリア」

第20番「タランテラ」

第21番「天使の合唱」

第22番「バルカロール(舟歌)」

第23番「再会」

第24番「つばめ」

第25番「乗馬」

 



 

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